5月10日は地質の日 | 今日は何の日？ 365日の冒険 | ベビーアザラシの記念日イラスト

1876年（明治めいじ9年）5月10日、アメリカの地質ちしつ学者がくしゃであるベンジャミン・スミス・ライマンらが日本で初はつとなる広域こういき地質ちしつ図ず「日本蝦夷えぞ地質ちしつ要略ようりゃく之の図」を作成さくせいしたことから。また、その2年後ご、1878年の同おなじく5月10日に、地質の調査ちょうさを扱あつかう組織そしきとして「内務省ないむしょう地理ちり局きょく地質ちしつ課か」が設置せっちされたことから。

地質ちしつとは、地面じめんより下の岩石がんせきや地層ちそうの性質せいしつ、状態じょうたい、種類しゅるいなどの全般ぜんぱんを指さしており、エネルギーや鉱産こうさん資源しげん、温泉おんせん、構造こうぞう物ぶつの建設けんせつなど、現代げんだい社会しゃかいと深ふかく関係かんけいしているものの、地質ちしつ学というもの自体じたいがあまり知しられてはおりません。

そのため、この日は地質ちしつへの理解りかいを推進すいしんする日として、全国ぜんこくの博物館はくぶつかんや大学などの研究けんきゅう機関きかんによりイベントが開催かいさいされています。